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もやしもん・日本酒の長期熟成

石川雅之「もやしもん」は最近私が気にいっている漫画のひとつですが、先週掲載の欄外にこんな話が書いてありました。

大人の事情
室町時代には既に行われていた酒の長期熟成が廃れたのは明治時代の酒税「造石税」が大きな要因の一つ。これは売る売らないに関係なく酒を造った時点で課税される税で、しかもとても重税だった(今の15~20倍)。そんなモン払ってまで熟成なんてやってる余裕はねェってなるのも当然で、みんなすぐ売っちゃったのです。昭和29年までこの造石税は続きました。しかしその後も復活とはいかず、昭和の「特別制度」(級別制度の誤植?)ってのがまたクセモノで「特級酒」「一級酒」に自動分けになるのです。

税が市場をゆがめる典型例ですなあ。 で、この後の文章は途中で切れて意味不明になっているので、作者石川雅之氏の日記の補足から引用します。

「特級酒」「一級酒」として位置づけした酒も
年を越した瞬間に無条件に「二級酒」になってしまうのです
理不尽でも何でも そういう制度だったんです
だから日本酒の長期熟成なんかバカバカしくて誰もやらない・・ってことなんです

この点に関しては最近はマシになり長期熟成のお酒も出ているようですが、酒に関してはまだまだ規制が多い。

そもそも基本的にどんな酒類も勝手に造って売ることはできません。口に入れるものだし変なものを飲まされてはかなわないというのはわかりますが、それにしても規制がきつすぎ。例えば焼酎ですが、1940年の酒税法制定以降、初めて焼酎製造の新規参入が認められるなどというのはいったいどこの社会主義国の話かと思ってしまいます。しかも散人先生も言っているとおり、こんな条件では全然緩和されたとは言えません。

さらに、その規制が安全な飲み物を提供するためとかアル中を減らすためというならともかく、過当競争を防止するためってのはいったい…。需給調整をするのは政府の役割ではなく市場の役割だと思うのですが。

私は日本の不況は生産性の向上では解決できないと思っていますが、しかし生産性の向上そのものは当然必要でありいつでもやるべきことだと思っています。 構造改革をとなえる人達は支出を削るとか、公共投資を減らせとかには熱心なのに、こういう真の規制の部分には無関心なのはどうしてなのでしょうか。

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2006年03月21日 漫画 トラックバック:0 コメント:2

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