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美男美女はなぜ得するのか

以前、英-RANさんのblogで話題になった「美男美女は得をする」という話の続きです。

ハル・バリアンが6日のNY Timesコラムで、見た目の良い人がより多く報酬を得られる理由についての論文を紹介しています。以下その要約。

MobiusとRosenblatは、学生を使った次のような実験を行った。

  • 被験者は雇用者と被雇用者のグループに分けられ、雇用者は迷路を解く仕事をする人を被雇用者の中から選ぶ。
  • 被雇用者は履歴書を提出する。
  • 被雇用者には迷路パズルが与えられ、解くように言われる。そして、同様の迷路をどれぐらい速く解けるかの見積りを出させる。
  • 事前に被雇用者全員の顔写真を学生達に見せ、ratingしておく。
  • 雇用者側は5つのグループに分けられ、それぞれは
    • 履歴書のみ
    • 履歴書+写真
    • 履歴書+電話面接
    • 履歴書+写真+電話面接
    • 履歴書+電話面接+実際に会って面接
    の5種類の方法で被雇用者に関する情報を得て、彼等がどれぐらい迷路を解く能力があるかを見積らせる。そして従業員を選ぶ。
  • 最後に、実際に迷路を解き、成績に比例した報酬を受け取る(たぶん雇用者ももらえるものと思われる。でないと本気で選ばないから)。
この実験の結果、以下のようなことが判明した。
  • 見た目の良し悪しは迷路を解く能力とは関係ない。
  • しかし、見た目の良い人ほど自分に自信を持つ(自分はより速く迷路を解けると見積る)。その自信は雇う側にとって魅力的と映る。
  • 履歴書だけの場合には、見た目の良さは何の影響もなかった。しかし、それ以外の方法では、たとえ顔を見ない電話面接であっても、見た目の良さは雇用側に強い影響を与えた(つまり、自信が効いている)。
  • 実際に会って面接したケースではその影響はさらに強い。つまり、見た目の良い人はコミュニケーション能力が優れていると思われる。
  • その結果、雇用側は見た目の良い人間の能力を実際より過大に見積ってしまう。
以前の記事とは微妙に結論が違いますね。前は、見た目の良い人の方が(教師としての)能力も高かったということでしたが。教師という職業ではコミュニケーション能力の高さが直接生産性に効くということでしょうか。
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2006年04月07日 行動学 トラックバック:1 コメント:5

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