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まっつぁんの反経済学
入れこんでる人達は少数派なんだから無視しとけばいいのに。大部分の世間や学者や日銀総裁や審議委員はまっつぁんと同じ意見ですよ。我々の声は大きくない。リフレ本の内容を現実に則して世間向けに翻訳すれば、こんなもんですよ。経済学者が支持するならともかく、他の分野の学者や評論家がなぜああまでリフレに入れ込むのか、理解できません。比較的教育程度の高い者たちが一面的な真理に傾倒し、世間をバカにしているのですから、もはやリフレは学問でなく、新興宗教です。ああ怖い。
いくら理論的に素晴らしくとも、実行した場合にその効果を帳消しにする要因がいくらもあるから怖いのです。そのひとつが「統計奇譚・後編」であげた、日本特有の土地・住宅問題です。そのへんの改革を先にきちんとやって、土地の値段がいまの5分の1くらいになり、家屋そのものにコストをかけられるようになってから、どうぞインフレにしてくださいな、そうしないと結局世間の庶民は永久に安普請の欠陥住宅しか買えないでしょ、という話です。
えーと不動産って必ず買わなきゃいけないものなんでしょうか?べつに生涯賃貸でもいいんじゃないの。
不動産価格がはねあがったバブルの時代でも、家賃はさほど上昇しませんでした。むしろデフレの今の方が上がってるんでは?給与が下がった今の方が賃貸で暮してる我々のような庶民にはきついですよ(実際そうです)。
ところで、こういったインフレフォビア(インフレ恐怖症)とでも言うべき症状は、ここ10年ぐらいに社会に出た人に多いような気がします。デフレは1994年から始まってるので、それ以降に社会に出た人は年々物価が上がっていくという事態を異常に恐れる、というのが私の仮説です。
私は高校生のころにインフレ率20%という狂乱物価を経験しましたが、世の中は今よりずっとマシでしたよ(個人的には女性に縁がなくて暗い時代だったけど(笑))。
世間知的な判断でも、かつてインフレ率がプラスだったときは良い世の中だったが今インフレ率はマイナスで悪い世の中になったとくりゃ、そいつをプラスに戻すべしという結論になるのが普通だと思うんだけど。そう考えないのは昔を知らないからか、さもなければデフレの方が個人的には有利なので社会がどうなろうとリフレに反対する、ということなんでしょうね。まっつぁんが後者の人間とは思いたくないです。
僕ぐらいの年の人の中にもマイルドインフレを警戒する人がいます。「昔、庶民は(インフレにより)搾取されていたのだ」なんて言ってるんですよ。デフレになって良くなったんだと。
ここ10年間クビにならず賃金も下がらなかった人達にとってはそうでしょうが、身の回り半径50mしか見えてないんですね。
とはいえ、このエントリは脊髄反射で書いてしまったので反省。
2005年12月02日 cloudy URL 編集

