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猟奇的な緩和解除

日銀の量的緩和解除ですが、どうも本気のようですね。 まあデフレにもかかわらず引締めをやってうまくいくこともあるかもしれませんが、私は現在の状況でそんな危険を冒す理由がわかりません。

日銀は「GDPデフレータは金融政策の指標には適していない、CPIを重視する」と言っていますが、これはCPIの方が速報性があるからであって、「GDPデフレータは下方バイアスがあるが、CPIには上方バイアスがない」ということではないでしょう。

国民経済計算については、つい先頃固定基準年方式から連鎖方式に変更されたばかりで、これによりバイアス値はかなり小さくなったはずですが、にもかかわらず昨年10-12月期のGDPデフレータ値は-1.6と、より悪化の一途をたどっています。

経済企画庁では、よりバイアスが小さくなるフィッシャー型の最終消費支出デフレータ(リンク先はPDF)も算出しています。 それによれば、食料とエネルギー関連を除いた物価変動は2005年7-9月期で前年同期比-1.0%です。 さらに、性能向上の著しいパソコンを除いた指標も出ており、それは-0.8%となっています。これは7-9月のデータですので、10-12月はさらに下落幅が拡大していると思われます。

このようなデータを見ればCPIの上方バイアスは少なくとも1%はあると考えるべきでしょう。金融政策の決定にCPIを参照するのはかまいませんが、その目標値が0%では、実質デフレ目標となることを忘れていはいけません。少なくとも、CPIで2%、できれば3%までは解除はするべきでないと思います。

http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200602240176.html:

福井総裁は「失敗を恐れてばかりはいられないところがある。政策は、先行きの情勢を読みながら行っていくため、リスクを取って政策行動していく」と述べた。ただ、総裁は、失敗を恐れず、何でもやるというわけではないとし「日々真剣勝負で、合議制で責任をまっとうする」と述べた。

総裁は上の記事によると「リスクを取る」とおっしゃっているのですが、そのリスクを受けるのは国民であって、総裁御自身ではないですよね?世間ではそういうのは普通「リスクを取る」とは言わず、単に「無責任な行動」と言います。

あ、それとも、解除の結果まずいことが起こった場合には、何らかの責任を取るということなのでしょうか。その場合は単に総裁が辞めるだけでなく、日銀法を改正してほしいものですねえ。

とりあえず私は資産構成を変更しようと思います。

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2006年03月03日 未分類 トラックバック:2 コメント:0












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[マクロ経済学] あなたは量的緩和解除に「賛成?」「反対?」

このエントリーでは量的緩和解除に「賛成」もしくは「反対」を表明したblogをリストにまとめてみようかと思います。 賛成を表明した人たち: (現在、探索中) 反対を表明した人たち: Bewaad: http://bewaad.com/20060304.html#p02 Cloudy: http://cloudy9.blog29.fc2.c

2006年03月04日 ハリ・セルダンになりたくて

お前らそんなにデフレが好きか?(笑)

cloudyの日記~猟奇的な緩和解除 福井総裁は「失敗を恐れてばかりはいられないところがある。政策は、先行きの情勢を読みながら行っていくため、リスクを取って政策行動していく」と述べた。ただ、総裁は、失敗を恐れず、何でもやるというわけではないとし「日々真剣勝負で

2006年03月05日 ニート・ひきこもり・失業 ポータルネット

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