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ゼロ金利解除 私はこう見る - 井上裕之氏

朝日経済欄「ゼロ金利解除 私はこう見る」(7月27日)
東京商工会議所副会頭、井上裕之氏へのインタビューです。
このシリーズは今回で終わりです。


――中小企業の立場からは、今回のゼロ金利解除(利上げ)をどう受け止めていますか。

「ゼロ金利は景気悪化を受けて採られた政策で、本来は異常だ。景気が上向いている以上、解除もやむを得ない。しかし、『もう少し時期を遅らせられなかったのか』というのが、中小企業の卒直な思いだ」

――なぜですか。

「ふつうの場合、中小企業の業績の回復は大企業より2、3年遅れる。足元でも、関東、中部、近畿の中小企業の業績は改善しているが、他地域はまだ厳しい。石油製品や原材料の値上げが経営を圧迫している。日本商工会議所が行った全国の景況調査によると、6月の業況判断は2ヶ月連続で悪化した」
「イスラエル軍によるレバノン攻撃で、原油価格のさらなる高騰が心配されている。北朝鮮のミサイル問題も不安要因だ。国内の株価も下落している。景気の先行きがはっきりせず、もう少し様子を見てほしかった」

――利上げは、中小企業の経営にどんな影響を及ぼしそうですか。

「東京商工会議所が6月に、借入金利の上昇について調べたところ、約9割の中小企業が『影響が生じる』と答えた。すでに12.5%の企業は、金融機関から借入金利の引き上げを求められており、うち、ほぼ5社に4社は応じていた。ゼロ金利解除で、日本銀行は短期金利の誘導目標を0.25%に引き上げたが、末端の貸出金利は、それよりもかなり高くなる可能性がある」

――影響を受けやすいのはなぜですか。

「特殊な技術力があり、納入価格を強気に交渉できる企業は、金融機関も貸し出しを競っているので、影響を受けにくい。問題は利益を確保できず、融資で何とか操業を続けている企業だ。景気回復を受けた受注増に対応するため、設備投資で生産性を高めようとしている矢先の金利上昇は、負担が大きい」

――政府・与党は今回、利上げを容認しました。どう見ますか。

「(ゼロ金利を)解除すべき時期が来たからやむを得ない、という判断ではないか。今回は日商も、政府に対して利上げ反対を表明しなかった」

――追加利上げの時期が次の焦点です。

「金融政策正常化の第1ステップとして、ゼロ金利解除を容認するにしても、第2ステップはよほど慎重に考えてもらう必要がある。中小企業の業況が良くなるまでは、何としても追加利上げは我慢してもらいたい。日銀には経済情勢をよく見てもらい、全体的な景気の底上げができた時に判断してほしい」

――福井俊彦・日銀総裁の投資問題を、どう見ていますか。

「総裁就任時に金融資産を信託すべきだった。内規に違反していないとしても安易過ぎた。ただ、総裁の立場で投資して資産を増やそうと考えていたならば、どんでもないことだが、現実はそうではないと思う。今は、しっかりと金融政策のかじ取りをしてほしい」

(聞き手・永田稔)


中小企業の代表ということで、一応現状は肯定しつつも「もう少し時期を遅らせられなかったのか」と正直な意見を表明されています。

まあ、こういう声をあげてもどうせ日銀やキムタケ氏には「泣き言を言うな、競争に勝ち残れない奴等は死ね」で片付けられるんでしょうけどね。
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2006年07月28日 未分類 トラックバック:0 コメント:1

発散過程(もしくは、その期待)でインフレになるのは
その通りだが、同時に名目金利も上がる(当たり前だ)。

  実質金利は下がりません、悪しからず。誰が
  インフレになると予想して低金利で金貸すか
  つーのよ。逆に期待インフレ率が高ければ、
  その分だけ金利が高くても金借りる罠。均衡
  名目金利は期待インフレ率で決まりますねん

まあ、金利が硬直的な経済ではこの限りではなかったん
だけどねえ。ああ、2期間モデルで分析するからこんな
ことに。1年に何度金利調節の機会があると思ってんだ

2006年07月31日 糞馬 URL 編集












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