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K16氏、バーナンキを語る

本日(10/31)の朝日夕刊の「窓(論説委員室から)」で、小林慶一郎氏がバーナンキ次期Fed議長について述べていました。オンラインでは読めないようですので全文引用します。

バーナンキ氏が、米国の連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に選ばれた。

18年間在任した現議長グリーンスパン氏は、巧みな市場との対話で90年代の反映を演出した。一方のバーナンキ氏は、高名な経済学者である。

30年代の大恐慌を分析し、金融政策を研究してきた。名門プリンストン大学の教授だったというだけではない。マクロ経済学の発展に大きく寄与する業績を残していることから、いつかノーベル経済学賞を取るかもしれない。

また、組織人としても、なかなかの手腕を見せる人物のようだ。

プリンストン大学は、企業の有名大学から著名な経済学者を集めてきた。日本でも知名度の高いクルーグマン教授や数理経済学者のシャインクマン教授らが、プリンストンに移籍したが、それはバーナンキ氏の引き抜きだと噂された。

金融政策では、インフレ目標値の設定を唱えてきたことで知られる。日本のデフレに強い関心を持ち、日本銀行がもっと積極的に金融を緩めればデフレは必ず脱却できると力説した。ある講演では、お札の量を増やすだけでデフレから脱却できることの数学的な証明を、「背理法」という手法を使って披露したこともある。

議論は明快だが、現議長のように市場の機微に寄り添う印象は薄く、やや理屈や論理への傾斜が強すぎるようにも思える。

米国がインフレ目標値を導入するのかどうか、興味は尽きない。

なんだかあたりさわりのない表現ですね。

小林氏は、3年前のこの記事では、「日銀がいくらがんばってもインフレにはできない」「インフレになっても不況は解決しない」とかなりすごいこと書いていたんですけどね。ちなみにこれ、朝日に載った一般人向け解説記事のはずなんですが、一般的な解説はどこへやら、小林氏独自の説を開陳する場と化していました。

以下の株価の話なんか目が・になってしまいましたよ。

インフレが起きれば、債務者は助かるから、不良債権問題もかなり軽減されるはずだという期待もある。しかし、それには少し無理がある。

これはインフレで株価がどれくらい上昇するかを計算してみると分かる。いま8000円台の日経平均株価が、2万円台を回復するためには、12%のインフレが10年続く必要があると、計算(10年間の配当の割引現在価値で株価を計算、利子率ゼロを仮定)で示すことができる。

この調子で「バーナンキを選ぶなんてブッシュは気違い沙汰」ぐらい言ってくれることを期待していたのになあ。 まあそれでも最後のパラグラフでさりげなくグリーンスパンをよいしょし、バーナンキをくさすのは忘れていませんね。

この3年前の記事を英訳して、次期議長に是非とも採点していただきたいところです。

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2005年11月01日 未分類 トラックバック:0 コメント:0












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